医学部受験の年齢差別はあるのか?2023年合格者の年齢分布、面接点の配点から考察

志望校の選び方

こんにちは。当ブログの運営者のめんどくさ医です。

医学部受験しようと思っている再受験生、浪人生の方

自分が受けようと思っている大学は、年齢差別があるのか、どうしても知りたい!

いう人も多いと思います。

2023年9月29日に大学改革支援・学位授与機構より2023年の入試データが更新されたことを受けて、

今回の記事では、

し、これらをもとに

どこの大学が再受験生・多浪生にとって不利にならないか、を徹底的に調べました。

再受験生・多浪生にとって有益であるのはもちろんですが、
現役生にとっても、再受験生・多浪生が集まる大学を知っておくことで

現役生というメリットを活かせる大学(再受験生、多浪生は不利な大学)はどこか

ということを知ることは非常に強いです。

是非読んでいってください。
(気になっている大学だけ見る、などすれば2,3分もかからず読めます!)

偏差値も表にまとめてあるので
自身の偏差値と年齢差別があるのか、
という観点から志望校を決定するのにお役立てください!

本記事の対象者

再受験生・多浪生の方で、年齢差別がない大学が知りたい方

現役生の方で、年齢差別がある大学(=現役が有利な大学)を知りたい方

私の簡単なプロフィールです。

自己紹介
小中高ド田舎の公立。塾も行かず部活に明け暮れる
高3夏部活を引退し、ようやく勉強を始める
現役、浪人時東大受験するも不合格→理系の私立大学へ
前大学2年の夏再受験を決意 → 半年程度の独学で国立医学部に合格

北海道・東北

記号の意味:
◎=再受験、多浪生に寛容である可能性が極めて高い
〇=再受験、多浪生に寛容である可能性が高い
△=再受験、多浪生に寛容である可能性が低い
×=再受験、多浪生に寛容である可能性が極めて低い

△北海道

  • 年齢分布が公表されてない。
  • 面接点75/525(二次配点)と面接点は低いがしっかりと差がつく。
  • 多浪生少ないらしく、再受験生には厳しいかもしれない。

△旭川

  • 2021年度から面接点が150点→50点へ減っている。
  • 一方、年齢分布からは23歳以上の合格者が1人しかいないことは不安材料か。

×弘前

  • 面接点200/500(二次配点)で、かなり差がつくらしい(低い人だと30点、高い人だと290点とか)。
  • 年齢が高い人、青森に残る意志がなさそうな県外の人に対して面接点を低くしている可能性が言われていて、医学生界隈でも差別しているだろうと言われている。

〇東北

×秋田

  • ここも再受験生は厳しい可能性が高い。
  • 年齢分布的からも3浪以上は一人しか受かっていない。
  • 面接点が二次試験の配点の半分(200/400)と異常に高い。

◎山形

  • 調査書と面接で100/700(二次配点) と低め。
  • 年齢分布的にも再受験生に対しては寛容な大学。
  • 山形出身の友人からの話だと再受験生でも雑談程度の面接で合格したとのこと。

〇福島

  • 面接点は60/660(二次配点)と低め。
  • 一方22歳以上の合格者2人と年齢分布的には多浪生合格者少ないのが不安材料か。

関東

×筑波

  • 面接点500/1400(二次配点)と非常に高い
  • その上、23歳以上の合格者おらず、再受験生には厳しいだろう

×群馬

  • 面接点0だが、合格最低点超えても面接で一発落ちになる可能性あり
  • 年齢分布:21歳以上極端に少なく年齢重ねるとおそらく不利だろう

△千葉

  • 面接点100/1000(二次配点)と低めだが2浪以上だと面接点低いという情報あり
  • 年齢分布:3浪以上ほとんどいない

◎東京

  • 年齢分布のデータなし
  • 面接は配点0で人間性に問題ある人のみを除外するだけだと思われる。

△医科歯科

  • 面接は配点0
  • 年齢分布:22歳以上はほとんどいない

〇横市

  • 面接は配点0
  • 多浪、再受験生もそれなりにいる。

中部・北陸

◎新潟

  • 面接は配点0
  • 年齢分布:多浪、再受験生も多く合格しており差別はなさそう。

〇富山

  • 面接点は100/700(二次配点) と低め。
  • 年齢分布:多浪、再受験生もそれなりにいる。

△金沢

  • 面接点は150/700(二次配点)と高め。
  • 年齢分布:21歳以上少なく、多浪、再受験生には厳しいだろう

△福井

  • 面接点は100/700(二次配点) と低め。
  • 年齢分布:22歳以上ほぼおらず、多浪、再受験生には厳しいか。

◎山梨

  • 面接は配点0
  • 年齢分布:多浪、再受験生も多く合格しており差別はなさそう。

◎信州

  • 面接点は150/600(二次配点)
  • 年齢分布:多浪、再受験生も多く合格しており差別はなさそう。

△岐阜

  • 面接は配点0
  • 年齢分布:21歳以上ほぼおらず、多浪、再受験生には厳しいか。

△浜松

  • 面接点は100/700(二次配点) と低め。
  • 年齢分布:22歳以上ほぼおらず、多浪、再受験生には厳しいだろう

〇名古屋

  • 面接は配点0
  • 年齢分布:22歳以上ほぼいないが、単純に試験の難易度が高いためか。過去には30歳以上の合格者もいる。

◎名市

  • 面接点は100/1200(二次配点) とかなり低め
  • 年齢分布:多浪、再受験生も多く合格しており差別はなさそう。

近畿

◎三重

  • 面接点は100/700(二次配点)
  • 年齢分布:多浪、再受験生も多く合格しており差別はなさそう。

◎滋賀

  • 面接は配点0
  • 年齢分布:多浪、再受験生も多く合格しており差別はなさそう。

△京都

  • 面接は配点0だが、筆記ができても面接で一発不合格になる可能性あり。
  • 年齢分布:22歳以上が一人もいない。再受験、多浪生には厳しいか。筆記試験の難易度により高齢の受験生がいないだけなのか…。

〇京府

  • 面接は配点0
  • 年齢分布:21歳以上の合格者1人だけ。だが、口コミで理不尽な差別があったという情報なし。

〇大阪

  • 面接は配点0
  • 年齢分布:21歳以上の合格者2人だけ。だが、口コミで理不尽な差別があったという情報なし。

〇阪公

  • 面接は配点0
  • 年齢分布:多浪、再受験生も多く合格しており差別はなさそう。(現役志向の教官が退官し多浪、再受験にも優しくなったとの情報あり)

〇神戸

  • 面接は配点0で、人間性に問題ある人のみを除外する目的だと募集要項に記載あるそう。
  • 年齢分布:多浪、再受験生もそれなりにいる。

◎奈良

  • 面接は配点0。後期は面接点あるが、再受験生でも合格者がそれなりに出ている。
  • 年齢分布:多浪、再受験生も多く合格しており差別はなさそう。

◎和歌山

  • 面接は配点0。面接落ちも確認されていない。
  • 年齢分布:多浪、再受験生も多く合格しており差別はなさそう。

中国・四国

◎鳥取

  • 面接点は100/700(二次配点)
  • 年齢分布:多浪、再受験生も多く合格しており差別はなさそう。

◎島根

  • 面接点は60/460(二次配点)と低め。
  • 年齢分布:多浪、再受験生も多く合格しており差別はなさそう。

◎岡山

  • 面接は配点0。
  • 年齢分布:多浪、再受験生も多く合格しており差別はなさそう。

◎広島

  • 面接は配点0。
  • 年齢分布:多浪、再受験生も多く合格しており差別はなさそう。

◎山口

  • 面接は配点0。
  • 年齢分布:多浪、再受験生も多く合格しており差別はなさそう。

〇徳島

  • 面接は配点0。
  • 年齢分布:多浪、再受験生もそれなりにいる。

〇香川

  • 面接点は100/700(二次配点)。ただ年齢高いと30点くらい減点されるという口コミあり
  • 年齢分布:多浪、再受験生も多く合格している。

△愛媛

  • 面接点は100/700(二次配点)。ただかなり差がつき、年齢により差別がある可能性もある。
  • 年齢分布:22歳以上は2人のみ

◎高知

  • 面接点は100/1100(二次配点)とかなり低め。
  • 年齢分布:多浪、再受験生もそれなりにいる。

九州・沖縄

◎九州

  • 面接は配点0。内容もかなりあっさりしていて10分程度。ほぼ形式的なものと思われる。
  • 年齢分布:多浪、再受験生もそれなりにいて28歳の合格者もいる。

×佐賀

  • 面接点は60/300(二次配点)
  • 年齢分布:22歳以上の合格者が一人もいない!

◎長崎

  • 面接点は60/800(二次配点)とかなり低め。
  • 年齢分布:多浪、再受験生も多く合格している。

◎熊本

  • 面接点は200/800(二次配点)と高めだが、ほぼ全員が満点らしい。
  • 年齢分布:多浪、再受験生もそれなりに合格している。

◎大分

  • 面接点は150/550(二次配点)と高め。合格者の平均点が100点くらいで、そこまで差がついていないよう。
  • 年齢分布:多浪、再受験生もそれなりに合格しており、45歳以上の合格者もいる。

◎宮崎

  • 面接は配点0。
  • 年齢分布:多浪、再受験生もそれなりにいて28歳女性の合格者もいる。

◎鹿児島

  • 面接点は120/920(二次配点)と低め。合格者の平均点が100点くらいで、そこまで差がついていないよう。
  • 年齢分布:多浪、再受験生もそれなりに合格しており、45歳以上の合格者もいる。

〇琉球

  • 面接点は200/800(二次配点)と高めで、年齢差別があるかは不明だが点数はかなり差がつく。
  • 年齢分布:多浪、再受験生も多く合格している。

まとめ

今回の記事では、どこの大学が再受験生、多浪生に不利にならないかを、
入学者の年齢分布、面接点などのデータをもとに考察してみました。

再受験生、多浪生の年齢差別に関しては完全な情報はなく、年によっても(=そのときの学長の方針などによっても)変わると思います。

従ってこの記事の内容はあくまで予想に過ぎませんが、

年齢差別がなさそうな大学、年齢差別がありそうな大学のあたりをつけておくことは非常に重要です。
(できるだけ早い時期に情報を収集しておくことが重要です)

今回の記事を受験校の決定の参考にしていただき、皆さんの合格の一助になれればと思っております。
今の調子で受験勉強、がんばってくださいね、応援しています!

今回はこのへんで。またの記事でお会いできることを楽しみにしています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました